私たちの活動について


わたしたちの活動について~未来に向け「こどもの時間」を取りもどすために
子どもシェルター「ふらっぷ」は、「今すぐ助けてほしい!!」という子どもたちのための緊急避難場所です。おおむね15歳から20歳までの子どもを対象としています。まずは、虐待などによる困難を抱えた子どもたちに、安心・安全でいられる居場所を提供します。そのため、「ふらっぷ」の場所は非公開で、24時間体制で職員が寄り添います。

① 子どもの居場所作り

子どもシェルター「ふらっぷ」は、「今すぐ助けてほしい!!」という子どもたちのための緊急避難場所です。おおむね15歳から20歳までの子どもを対象としています。まずは、虐待などによる困難を抱えた子どもたちに、安心・安全でいられる居場所を提供します。そのため、「ふらっぷ」の場所は非公開で、24時間体制で職員が寄り添います。

② 自立に目を向ける支援

虐待などにより傷ついた子どもたちの多くは、大人を信用するチカラも、将来を想像するチカラも失いかけています。そのような子どもたちに「ふらっぷ」でゆっくり休んでもらい、少しずつ自立に目を向けられるよう寄り添います。
子どもたちが心を開いてくれるよう、原則として、子ども一人ひとりに子ども担当弁護士(「コタン弁護士」)がつき、職員とともに子どもたちの悩みを聞きます。

③ 自立支援に向けて

少しずつチカラを取り戻した子どもたちが飛び立つためには、経済的支援、精神的支援、教育的支援、ときには医療的支援など様々な支援が必要です。子どもたちが自立を目指せるよう、それらの支援団体へと導きます。コタン弁護士とともに、自立援助ホームへの入所、就業・就学、一人暮らしなど、子どもたちのこれからの生活を一緒に考え、自立に向けた準備を支援します。

④ 自立支援への協力

「ふらっぷ」を出た後も、きっと様々な困難があるでしょう。コタン弁護士やそれぞれの支援団体とともに、退所後の子どもたちの悩みを聞き、寄り添い続けます。

⑤ その他

(1)  情報発信
私たちが支援を継続していくためには、広く一般の方々に、困難を抱える子どもたちへの理解を深めていただく必要があります。子どもたちが安心して安全に暮らし、適切な支援を受けながら自立した生活を送ることができるよう、様々な情報を発信していきます。
(2) 子どもの支援者養成(養成講座)
私たちが支援を行うためには、多くの方にボランティアとして参加していただく必要があります。そのため、これらの方々を養成する「ボランティア養成講座」などを開催します。
(3) 他の支援団体との連携
私たちの支援を実現するためには、他の支援団体との連携・協力が不可欠です。子どもたちに必要な環境を整え、支援していくために関係機関や様々な団体とネットワークを結び活動していきます。

~未来に向け「こどもの時間」を取りもどすために~

子どもは、通常、家庭の中で自立のために準備し、自立のために努力し、飛び立っていきます。そこには、親の支えがあり、「子どもの時間」があります。しかしながら、そのような「子どもの時間」を持てず、傷ついた子どもたちがいます。

私たちは、そのような子どもたちが、未来に向けて「こどもの時間」を取り戻し、胸を張って飛び立つことができるよう活動しています。

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